読書(〜2025/09)

【読書(〜2025/09)】

ここ2〜3ヶ月で読んだ本を記しておく。

[ゼカリア・シッチン/シュメールの宇宙から飛来した神々シリーズ]
アヌンナキの歴史、太陽系の歴史、人類誕生や文明の歴史などについて、地球上に残っている遺跡や遺物から、考古学者が詳細を読み解いた研究結果を記している本。
学者が書いているので簡潔ではなく読みにくい部分もあるが、それだけ一つ一つの読み解きを慎重におこなってくれているという印象。
6巻(オレンジ色)は壮大な歴史の流れを、物語仕立てでまとめてあるので読みやすい。
ティアマト(地球の前の魂)の声が聞こえたのは、このシリーズを読み終えてからしばらく経った頃だった。

[サティシュ・クマール/サティシュの学校:みんな特別なアーティスト]
自分じゃないから思ってることが違う部分もあるけど、サティシュさんがあまりに自分と同類すぎて可笑しかった。
もちろん僕はこんなキレイに伝えられるように語る能力など持ってないけど、感覚は同類。
サティシュさん、地球へのあたたかい熱い思いに感謝してます。

[中矢伸一/出口王仁三郎:三千世界大改造の真相]
王仁三郎の人生をザックリとまとめた感じの内容。
とても簡潔で読みやすく「大本」の歴史の流れなど説明してくれてる。

[森島恒雄/魔女狩り ◆ 上山安敏/魔女とキリスト教 ◆ W・ベーリンガー/魔女と魔女狩り]
自分が魔女として摘発された人生も持っているようなので、おおかたの歴史を解るために読んだ。
・教会ヒエラルキー(階層・階級)の確立
・聖書・ヨハネ福音書・黙示録等の、我田引水
・ユダヤ民族宗教の選民意識
・貨幣経済への転換
・十字軍の運動
・黒死病
…etc
様々な要因と当時盛んだった異端運動などが相まって、ユダヤ、魔女、異端者を横につなぎ「サタンの奴隷」とする世界常識の方向づけがなされた。
その他重なった社会的大混乱によって、心理的パニックになった大衆が不安をかき消す安全弁を求め、スケープゴート(身代り・生け贄)が生まれた。
魔女摘発の主導権は民衆の怨念が支えていた、かもしれない。
そして大衆へのプロパガンダでもある「魔女への鉄鎚」によって魔女狩りキャンペーンのピークを迎える。
特に森島さんの本はリアルな実状を記してあり胸が締め付けられた。
「魔女狩りによる大量殺戮の促進の主導権を握っていたのが大衆心理」という考察から、コロナ騒動(マスク警察・シェディングなど)や、現代のSNSやメディアの政治情報による分断を思った。
人間は何百年、何千年、何万年も、昔から同じような構造の展開を繰り返しながら、この今をつくってきたんだなと。

@jidai_terase