
【だからか】
ずっと昔から、なぜか100年くらいで命が終わる気がしなかった。200は軽く越え、1000年くらいは生きるかも。何なら死ぬ気がしない、という感覚があった。
約20年前、ギリシャ旅行の空港でメッカへお祈りをしている人を見た。マウイの小型機内で十字を描くクリスチャンを見た。それからまもなく、乗り物への怖れが人生で発動しはじめた。
ニューシネマパラダイスのオープニング映像、一面の海を見るたび、胸の奥が熱くなった。
約1年前、ギリシャ人彫刻のような男2人が並んで、頭にフラッシュして現れ、ずっと「誰だろう?」と思ってた。
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おととい2025年7月5日の夜中、寝室の天井に、その2人が光で現れた。
視力が強くないので、いつもはボヤけて見える天上の光が、鮮明に映った。
この荒描きの様な構図。衣のひだの様子などクッキリ輝いて見えた。
それはエアとノアが重大な仕事をやり遂げたときの、とても美しい光景だった。
間の棒状の縦ラインが壁みたい。
じっとしばらく観つづけていると、だんだんと元の視力に戻って見えなくなった。
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これまでの人生で起きたことに、「だからか」と、思えた日となった。