リンちゃん(ペンダントの精霊)

生涯ともに生きるシベリア杉ペンダントの精霊にリン(リンギング シダーより)という名前をつけた。

一度ここで、ペンダントの扱い方やシベリア杉自体にやどる力などについて、まとめて記しておく。

このペンダントが10、20人と徐々に、光放つ愛の人の胸と合わさるとき、尊い作用が次々と起こる。以下の抜粋文を読むと、そんな美しいイメージが自然と湧いてくる。

=以下、[アナスタシア第1巻]P30〜35より抜粋=

「神は宇宙のエネルギーを貯蔵するために、シベリア杉を創られた。
愛に満ちた人間は、あるものを放射する。その放射はその人の頭上を運行する惑星に一秒にも満たない速さで届き、瞬時に反射し、再び地球に戻ってきて、生きとし生けるものすべてに命を与える。
太陽は人の放射のすべてをも超える波長を反射することができる星のひとつ。
光の勢力が発する放射だけが、人から宇宙へと飛んでいく。そしてあらゆるものに益となり恵みとなる放射のみが、再び宇宙から地球へと戻ってくる。
邪悪な感情の影響下にある人間からは、闇が放射される。この闇の放射は上昇できず、地中深く降下していく。そして地球の中心部に到達すると、はね返って、火山の噴火や地震や戦争となって地表に戻ってくる。
はね返ってくる闇の放射の究極の作用は、発した人間の内なる邪悪な感情をじかに強化することだ。
シベリア杉は五百五十年生きる。その何百万という針状の葉は、昼も夜も、あらゆる波長の光のエネルギーを捕らえて蓄積していく。その生涯が終わるまでの長い間に、光のエネルギーを反射する無数の天体が、杉のこずえの上を通り過ぎていく。
たった一本の小さなシベリア杉でさえ、人間が地球でつくりだすエネルギーをすべて合わせたよりもずっと多く、人間に益となるエネルギーを内蔵している。
シベリア杉は人が放射したエネルギーを宇宙から取りこみ、貯蔵し、適切な時期に再び宇宙に返す。その時期とは、宇宙にエネルギーが足りなくなったとき、つまり人間と地球上に生きるすべてのものがエネルギー不足にさらされる恐れのあるときだ。」

ーーーーーーーーーー

「木片はひもに通して胸にさげる。胸にさげたまま、裸足で草の上に立ち、それを左手で胸に直接押しつける。すると一分後に心地よい暖かさがその木片から出てきて、かすかな震えが体を通り抜ける。ときどきときどき気のむいたときに、木片の胸に面した方を両手の親指で支えて、反対側の表面を指で磨くようにするといい。三ヶ月後には心に関する幸福度が格段に増し、あらゆる病からも解放される。」
「ゴールド(のアクセサリー)など、このシベリア杉の小さな一片にくらべたら塵に等しい。」
「それを身につける本人の指で磨かれつづけると、三年で、誰が見ても美しいものになる。三年たったあとも、木片はますます美しくなり、とくに女性には最高の装飾品になる。木片を身につけた人の体からは、やさしく芳しい香がただよい、それは人工的につくりだした香りとは比較にならない。」