【12月24日、起きがけのこと】
24日の早朝、起きがけ。
横になったまま、まだ暗い部屋の上を見上げた。
すると、壁上部にある張り紙が明りに照らされることによって、衣を着て舞っている神官のような形が浮かびあがった。
「はて、これは何だろう?」
としばらく思っていると、あまりそれとは関係がなさそうな映像が突然に観えてきた。
その映像(写真の絵)と、そのときの感情を残しておく。
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日中の日差しがまだ差し込む明るい家の中、テーブルに右腕をのせ、頭と左腕を垂れ座り、動かないまま呼吸運動だけをしている。
懸命な活動の苦境に苛立っているイェシュアかと感じられる、その存在。
胸が苦しくなり、励ましの声をかけた。
「おまえに何がわかる…!」
と、憤った強い口調で払いのけられる。
落ちこんで辛そうな兄の苦しみを、少し楽にすることができるのではと考えたよう。
「確かにそうだ…。兄さん自身じゃなければ、やはり本当に同じようには…、僕には感じることはできないだろう…。」
そう思うと胸がしめつけられた。
・・・
その後兄はもちろん謝ってきてくれた。
けれど僕はその後も、“そのときの兄の気持ちを同じように深く感じることができなかった自分”を、とても悲しく苦しく感じた。
全部をわかりたかった。
心底そう思っていた。
それくらい、いつでも全てが美しい人だった。
本当に本当に兄が尊かった。
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起きがけこの映像を観ながら、そのときの自分と同じ感情がよみがえり、数分のあいだ涙がツーツーと流れていた。
@jidai_terase





